sharp rain bright sunshine

私のスタジオがある4階は、チェルシーの街並みが見渡せる。あの辺は、時々絵みたいだと思うことがある。 *

チェルシー大学では、各生徒にパーソナル・チューターという先生がいる。皆、現役で活躍しているアーティストさんたちらしく、基本的に自分が作品に対するアドバイスを得たい場合、その先生に師事を仰ぐ必要があるそうだ。そして今日、わたしも自分のパーソナル・チューターと初めて会うことになった。

とっても緊張していたけど、バージニア先生は良い人だった。彼女は「スレード」や、「ファーマウス」など、他にも幾つかの有名校で教鞭を取っているらしい。話している間興味深かったのは、彼女が個人的に思うところ、その中でもチェルシーが一番良い大学なんだそうだ。それは、「生徒が先生たちに尊敬され、尊重され、とっても大切にされているから」、「生徒同士が、他の生徒に対して尊敬の意思を抱いているから」と言うような理由だったと思う。

確かに、始まってから今まで、生徒同士がお互いの作品にインスピレーションを受けていること、お互いを尊重して意見を交わしているところを見かけた。バージニアの言っていたことはコンナ事だったんじゃないかな、と思う。

入学したときに渡されたハンド・ブック。コースの全説明が書かれている本だが、それを読むにしろ、大学側が考える勉強法というか理念というかが、すごい理に適っていて関心もした。例えば、「生徒はリラックスしているときに、もっとも学びを吸収するものだ」とか、「エッセイは、アカデミックに(わざと小難しく)書くものではない。自分の心が、もっとも赴くままに書くべきである。」というようなことで、、、この点にはもっと時間を書けないと説明できないな。そんな真っ直ぐなアイデアを心から信じられるから、この大学と先生達を尊敬する。

日に日に、この大学に来て良かったという気持ちが強まっている。コノ調子が、このまま続くことを切に願う。

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