雑誌

http://www.re-style.jp/bknbr/hint/01.html

こんな記事を見つけた。この雑誌ふたつとも・・・うぅ、読みたい!!


わたしが物心つく前から母が愛読していた「婦人の友」という雑誌がある。頼んでも居ないのに、こちらにもいつの頃からか届くようになった。


この本の特徴は、子供の養育に関する詳しいアドバイス、例えばこどもの歯磨き。効率的な服のたたみかた、洗濯、料理に掃除法。果ては家計簿のつけかたまで、つまり家事全般のことについて、読者と研究しあうというスタンスで、毎回特集が組まれている。

こんな本が、我が家のトイレに常備されている環境で育ち・・・。ライフスタイルや住まいに自ずと興味が募るのは自然な結果なのかもしれない。年齢もあるだろうが。

小さなころは、自分の歳くらいの子が嬉しそうに洗濯物や食器洗いなどの手伝いをしたり、歯磨きをする姿を見て、、、「子供のくせに真面目すぎて不気味(こんなのと比べられたら困る・・・!)」、なんてつまらない本だ、母は何でこんなものを読むのかと思っていた。大抵の中身には目もくれず、子供向けの挿絵と童話のところだけは目を通していた。


が、こちらに来て、どうせ日本語で読むものもないので、一応目を通しておくようになった。3冊ほどまとめて届く、最近の内容はこんなところだ。

  • きちんと食べる 美味しく食べる
  • もてなし上手になる
  • 時間管理を得意になる

時間管理のは勉強になったなぁ。うん、これがわたしの弱点。今も相変わらず弱点だが、参考になった。


この雑誌には、100年の歴史があるらしい。いわば、最近注目が集まっている、ライフスタイルを取り扱う雑誌の先達というところか。祖父母の時代から、この雑誌を読み続けている家庭では、もう三世代で読み継がれたことになる。もしかしたら私のように種をまかれた子供たちが、大人になって、こうやって芽を出しこんな本を手にとっているんじゃないかしら、と空想しないではいられない。


この本は、具体的な家事のアイデアを紹介してくれているから、確かに一見の価値はあると思う。でも、ここの記事で紹介されている二つの雑誌は、また全然別の、エコだったり、食だったり、若い人のライフスタイルが紹介されてて、それぞれ色がハッキリしていて、わたしはとっても見たい見たいと思うのだった。

時代の流れとともに、人の興味も、母の愛読していたこの雑誌も。そしてわたし自身が手に取ろうと思う雑誌も。シフトしていくものなのかなぁ、と思った。