夏のにおい

まったく何の役にもたたない発見を報告します。ハーブティーがお好きな方へ。Twinings のカモミールスペアミント味のバッグに鼻を近づけてかいでみてください。線香のにおいがします。・・・本当です。なつかしいので、お茶を入れるときに時々かぎます。


http://www.twinings.co.uk/Infusions/CamomileBlends/CamomileSpearmint.html


イギリスの夏にも、さいきんは蚊の被害が続出しているらしく nhs の健康ヘルプラインには、困惑したイギリス人よる問い合わせが殺到しているとのこと。と、この夏、ニュースで耳にしました。蚊にさされて驚くなんて、そんな反応のほうが、想像つかなくって、こっちがびっくりでした。そのうち本当に蚊取り線香がイギリスでも必要になるかも。日本の夏の風物詩は全世界へ。

こノ町楽しい



飛べたり、建物に大きな能のお面がくっついてたり、建物が火ふいてたり、色んな色の光で入り乱れてる。


こういうハッキリくっきりとした世界感を想像できるひとは、痛い想像力もなおさら豊かなようだけれども。最近では、グロテスクな発想というものは結構ありふれていて、それよりもこの作品の場合、それは映像にキックを与えるひとつの効果だと考えると、何がおこっているかに目を見張るより、どうしても周りに描かれた環境に見入ってしまうように出来ているのだろう。街のオーガニック性を考えると、むしろここに出てくる登場人物は、日々生まれては死んでゆく私たちの細胞のように、そこにいる一つ一つの存在に目を向けるほど人間らしい存在価値を与えられているわけではないから、逆にこのようにズームアップされて、ひとつひとつの細胞が動いている様を見るのは医療系のドキュメンタリー映像でも見ているようだ。


とにかく、このような想像がベースとなる街は、東京、またはアジアの国々にどうも多いようだけれども、このような想像をヨーロッパの街に重ねて、映像を作り出す作家がなかなか見受けられないのはどういうことだろうか、と考えていた(もちろん単に私の勉強不足によるところの、無知かもしれないけれども)。ロンドンはロンドンで、もうこの世界を体現しているような不思議な造りが街のあちこちに見受けられるのに。たとえば街中にたくさんの大きな時計が散らばっていたりだとか。動いているものや、止まっているものも含めて、これほどの時計が街のあちらこちらで見受けられるのは、それだけで、とても日本で体験してきた生活の現実からは掛け離れている。ほかにも恐ろしい鬼やいやに無表情の天使が(ガーゴイルのこと)、街のあちこちから私たちへ無感動な目線を投げかけていたり。そこにもここにも、街が動き出す仕掛けが散らばっているというのに・・・などと結局はこの映像に出くわして、またロンドンのことを考えてしまっていた。

むはは


とりあえず
色んなところがおかしいよね。
いろんなところで間違ってるよね。
上から、
申し訳程度に下がっているワイパー。
キミ、
窓、ぜんぜんカバーしきれてないよね。
人間の発明品って・・・ほんとに
ときたま、ひどく間抜けです。
話しかけたくなっちゃうくらいカワユイ
おばかちゃんデザイン、ディスカバー!


LuxembourgノMusee Art Moderne Grand-Duc Jearデ、開催サレテイル "Tomorrow Now" ヲResearchチュウ発見 www.mudam.lu フトゥーロハウス見テミタカッタ・・・デモ中ニ入レナイヨウスダッタカラいいや
http://flickr.com/search/?w=all&q=tomorrow%2Bnow&m=text

しんぶん

リッチがんばって!リッチの関わってる仕事の話しがニュースの一面にのってた。いつも聞いてる話しがメディアを通してをつたわってくるのって妙な興奮を覚えるもんですね。毎日朝の7時に出かけて夜中まで働いてる。でも月給は同じ!イギリス人のくせに日本人ばりに働くなんて。身内ながらほんと尊敬します。でもこのままじゃ、からだが持つのか心配だ〜。こんなときに食べさせてあげられる栄養があって消化にいい食事ってどんなものなんでしょう。ム〜・・・。とりあえず覚え書き。

International Graduates Scheme

夏の庭さきおひさしぶりです。どういうわけだか私、夏には日記を書く気になれません。夏休みの宿題は日記、と相場はきまっているのにオカシな話しです。

さて、この場を借りて遅ればせながらご報告です。この夏リッチさんと正式に婚約させていただきました。いままで私たちを見守ってくれていた友人・知人の皆様に感謝を込めて、またこれからもどうか私たち二人あわせてよろしくお願いします、とご挨拶申し上げます。
国際結婚は、ビザの問題でいろいろと紆余曲折があると思うのですが、今のところは、今年から始まった新しいビザ(イギリスで大学を卒業したら受けられる INTERNATIONAL GRADUATES SCHEME という1年間の滞在と労働ができるビザ)に切り替えて、結婚はいそがず、私たちなりに出来るだけ順をおって大切に進めよう、とふたりで話し合いました。というわけで、その IGS Visa の申し込みを、先週やっと郵送できました。戻ってくるまではまだ何ともいえませんが、まわりの友人たちの中でも早めの方だったようなので、もしかしたら参考になるかもしれませんから、自分のメモをかねて、概要や注意点をここに記録しておきたいと思います。

International Graduates Scheme について

手数料

395ポンド (Postal)
595ポンド (Interview at Home Office)

申込書

Form FLR(IGS) (version 05/2007) (90 Kb) FLR(IGS) guidance (version 05/2007) (55 Kb) 詳しくは http://www.ind.homeoffice.gov.uk/

問い合わせた先(うちの大学関連)
  • Chelsea College of Art & Design
    International Office16 John Islip StreetLondon, SW1P 4JU
    Telephone: +44 (0) 207 514 7931Facsimile: +44 (0) 207 514 7919
    Email: international@chelsea.arts.ac.uk
  • International Centre
    University of the Arts LondonFourth Floor65 Davies StreetLondon, W1K 5DAUnited Kingdom
    Telephone: +44 (0) 207 514 7605/ 8522Facsimile: +44 (0) 207 514 7265
    Email: international@arts.ac.uk
  • Student Services
    Deepa ChadhaSenior Student Adviser (International)University of the Arts London1/F, 65 Davies StreetLondon, W1K 5DA
    Telephone: +44 (0) 207 514 6253Facsimile: +44 (0) 207 514 6219
    Email: d.chadha@arts.ac.uk www.arts.ac.uk/student

※ Davies Street で IGS Workshop にも参加しました。そこで言われたことですが、学期中に入ったら、やっぱり在学生のサポートが第一になるので、IGS に関する質問をつねに答える保証はできない、ということでした。というわけで、まだまだビザに余裕があるひとも、質問や手紙をもらうのは、今月中にした方がいいかも!

そのほか参考にしたリンク

Unicon - http://www.unicon-tokyo.com/new-can/archives/2007/06/post_25.html
他大学の IGS visa アドバイス - http://www.lufbra.net/DisplayPage.asp?pageid=22215

これから送るひとへ(いくつか注意点)
  • 手数料は Postal Order で!(Student Service によると Cheque はおすすめしないそうです。手数料 17.50ポンド がかかりました。)
  • Section 3 は、大学のオフィスの連絡先でいいそうです。あと3.4 の JACS code は、W100 でした。うちの Painting科 のひとはみんな同じだと思います。
  • これは個人の判断によりますが、Special Delivery で送った方がよいそうです。もう少し安い似たようなサービスもあるそうですが、今年の夏は郵便局がストライキを何回か起こしていたので、私は念のためにそれで送りました。あとイギリスの郵便サービスは信用ならないので、返してもらうパスポート用に、同じく Pre-paid の Special Delivery の返信用封筒を同封しました。
  • それからうろ覚えだった保証人の Cover Letter(いわゆる財政証明のカバーレターです)、インターネットで探しても見つからなかったので、結局リッチには、結構しっかりとした手紙を書いてもらったのですが。あとから参考になるようなサンプルが見つかったので、これから出すひとは、よかったら参考にしてください。http://www.fulbright.jp/study/res/faq07.html
  • あ、あと大切なことを付け加えるのを忘れてました。これは申込書にもはっきりとは示されてないのですが、卒業証書とはべつに、卒業できたことを確認する大学からの確認レターも提出したほうがいいそうです。私はチェルシー大学の Contact Desk に行ったらその場で出してくれました。ほかにもDavies Street の Student Service にメールで問い合わせたら、レターを郵送してくれると言ってくれました。何にせよ、どこも学期が近づくと、在学生のサポートで忙しくなるので、今のうちに頼んだ方がよさそうです。


それでは、みなさんグッドラック。以上、ひさびさの日記でした。

夏フェス

 
 
Leeds にて

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ひさびさに音楽を聞きに旅しました。リッチの仕事経由でお祭りには無料で入れたので、滞在先を豪華にして、音楽フェスに来たとは思えないほど優雅に過ごさせてもらいました。 http://www.malmaison-leeds.com/
 婚約祝いのつもりです。でも前日から私は熱を出していて、ほとんど風邪と腹痛(おそらくリッチの会社で流行っていた病気)でダウンしてしまい、夜は早々にホテルに戻って寝込んでました。8月とはいえ、やっぱりイギリスでも北にあるリーズの夜は寒く、この体調でホテルのベッドで休めたのは本当に幸いでした。


ホテルの人がすごい気を配ってくれて、いろいろ必要なものはないか、とか。食べられるものがあるならレストランで出してるものもルームサービスでお部屋まで運んでくれるとか。やっぱり旅先で具合が悪くなってしまうのはキツいなぁ〜・・・とベッドの中でぼんやり考えながらも、こういうところで受ける気遣いってほんとに格別だとも思いました。胸があったかくなりました。


せっかくメニューまで持って来てくれたんだけど、やっぱりルームサービスのメニューの方がおいしそうだったので、そちらを頼みました。じつは食欲の方はまったく衰えてなかったんで、リッチの善意にそのまま乗っかり、本当に食べたかったものをオーダーさせていただきました(ウヒヒ)。生まれてたぶん、初めてルームサービスを頼んだ!ほんっとに美味しかった〜〜〜(泣)。あと、もうひとつ生まれて初めての、マティーニをいただきました。あのジェームズ・ボンドも含め、往年のスターが映画のなかで良く飲んでらっしゃる定番のカクテル、マティーニFranz Ferdinand も歌っていたマティーニ。でも本物は味がキツすぎるということで、わたしはアップル・マティーニにしてもらいました。初めていただいたマティーニは、すっきりピリリっとしていて美味しかったです。今度はぜひ元気なときに、ぜひマティーニをのみながら古い映画の話しでもして、お洒落を決め込みたいです。ほんとに初めて飲めてうれしかったので、ここに忘れずに記帳。