明日帰国します

とうとう帰国。早かった・・・。一週間と3ニチも無駄にしたから、そりゃもう何も出来なかった。ただ、私の体力では一日おきに人に会うところを、最後は毎日会いにいけたので。じぶんではこの滞在に『満足』の大きなスタンプを押せると思います。本当に会ってくれた皆様、私のために忙しいなか、時間を割いてくれてありがとう。

最後の晩餐は、リッチが「親孝行しろよ」と言って渡してくれた200ポンドで、家族四人、松戸伊勢丹で高級中華料理を食べに行きました。私だったら、他人の家族のためにそんな風に、お金をぽいと渡せません。ましてや自分が職をさがさなくてはならない真っ只中に・・・。私としては、またしても (この人すごいヨ〜) と感心させられたわけですが。話を戻します。
小さい頃、これがフカヒレ・・・と信じきっていた、肉やのフカヒレスープ・パックを思い出しました。ありがたく頂いた本物は、舌に染み入るような味でした。『実』が違ったね、やっぱり。それに、日本で出されるエビチリは美味しい〜。あの違いは何なのでしょう。イギリスで食べるエビチリは、何故かまずいです。私の経験を綴らせていただくと、「これ、美味しいんだよ。」と言いながら、アジアの食に疎いイギリス人に喜んでもらうつもりでオーダーしたエビチリは、どこかプラスチックを溶かしたような、異様な味が混ざってました。あれは化学調味料をふんだんに使ってた所為か・・・。それとも、貧乏学生の身分だからといって安いところばかりを選ぶツケが回ってきたのか。しかし、イギリスの中華街では、そんな怪しい食べ物に幾らでもぶち当たる様な気がします。海の幸を使った中華料理は、何にせよ微妙です。

最後にゆっくりと、家族とも過ごす時間が得られて良かった。それを手助けしてくれたリッチに、ロンドンに戻ったら、家族の分まで感謝の気持ちを伝えようと思いました。