HOME
もうひとつエンジェルにある『home』という不動産屋さん。壁中に貼られたキャビネットには、一物件につき一つの透明ケースに、カラーでプリントされた物件が入っていて、とっても見やすいです。好きなものだけ抜き取って、持って帰れるようになってます。とても不動産屋とは思えない、明るいインテリアや分かりやすい物件の表示方法は、このお店のホームページにもあるように「オフィス（会社）というよりはショップ（お店）であるように」と努力している結果のようです。
まだ人が居て、中のインテリアを撮ることは出来ませんでしたが、厚い板のフローリングにデザイナーチェアらしき椅子がいくつかあるだけ。机が一つしかない。そういえばFoxtonも、待合席のような場所があるだけで、スタッフはひとつの案内から帰ってくるとまたすぐにお客さんと出て行ってたな。多分、Foxtonは立派なホームページがあるから、お客さんたちは大抵そこで詳しい情報を得て案内を予約するから机が必要ないんだろう。机に座って、お茶を出されて、探してもらうのを待ち、見比べてご案内っていうのとはスピードが随分違いそう。
homeは、ホームページを読むと『お茶やコーヒーもご用意してますから、どうぞゆっくりしていってください』っていう、そんなFoxtonとはまた正反対の姿勢で、ちょっとロンドンでは異質の、より日本っぽいサービスをするお店で意外でした。はたまた、ここは小物やさん？、と見間違うくらい不動産の小難しさが一切感じられない、入りやすく新鮮なかんじがするお店でした。
写真Ａ 外観
写真Ｂ ガラス張りの店先に、カラフルな店先物件やオブジェクト
写真Ｃ 店内の物件一覧
