Halloween(ハロウィーン)の由来

今回のe-MAG(http://www.asaint.co.uk/)に、上手なハロウィーンの説明が。昨日もセントラルでは、「デビルの角」をつけて歩いている人も沢山見たし、今日は家に「トリック OR トリート!」を言いに来た子供も居て、ハロウィーン色が伝わってくる。もう3回目だけど未だに、全く自分には関係ない異国の祝い事を過ごすって、不思議な感じがする。特にロンドンっていう都会だから、益々変な感じ。フラクストン村だったら、可愛いんだろうなってスゴイ想像できるけど。

 大きなオレンジ色のかぼちゃを顔の形にくりぬいたお面の中にろうそくを灯したもの(ジャック・オ・ランタン)でみなさんもよくご存知のこのハロウィーン。アメリカからの輸入行事のように思われがちだが、実の由来は古代ケルト民族の収穫祭からきたものだ。アイルランドやイギリスに住んでいたケルト人が、民族の一年の終わりの10月31日に死者の霊を弔う祭りとして伝承した。この風習を、アイルランドの移民達がアメリカにもたらしたことから、そう受け止められることがあるのだろう。

Trick or treat! (お菓子を頂戴!くれないんならいたずらするよ!)』

イギリスの子供たちは10月31日の夜、お母さんに作ってもらったジャック・オ・ランタンを部屋に飾り、夜は魔女やモンスターなどに仮装してご近所のドアをノックして回る。そして「Trick or treat!」と大きな声でお菓子をくれとせがむのだ。これはかつてケルト人の死者を弔う祭り用の食料が、一般の家庭からの善意で集められていたという中世からのなごりだそう。