人別

おかげさまで、東京にお住まいのちこちゃんからもフライヤーを頂きました。ありがとう。


こう、ジックリ見ていると、人それぞれのキャラクターが、フライヤーにも現れてくるものですね。

たとえば、ちこちゃんのフライヤーはA4サイズが多くって、フライヤーの端っこが汚れたり折り目があることが無く、すっきりと纏まっている。内容は多彩で話題に富んでいても、興味のある視点が定まっていて、全体が纏まっているという、コンナ人であったら、どんなに良いだろうと私は思います。

ひろこちゃんのフライヤーにしてみると、彼女は、本当に興味がバラエティーに富んでいて、その上、神社のチラシなど京都らしい面白い情報が沢山ある。特に、カフェのフライヤーが多いのは、彼女の日常と活動的なところが伺えて、そこが嬉しいです。また、この人は、随分と小さなフライヤーにも目が届いているのね。毎回、人によっては気が付かないであろうサイズの、小さなフライヤーが混じっているんですよ。それから、フリーマガジンのサンプルも入れてくれているね。本当にありがとう。フリーマガジンにも形式が色々あって、沢山の表現方法があるなぁ、とこう一面に広げてみると思います。

チヒロチャンの場合は、とっても洗練されたデザインを選び抜いて送ってくれていることと、あと、ファンクションのあるものを送ってくれている。例えば、タバコの外に飾るケースとかは見たことが無かったね。形が変わっているもの。それから彼女の送ってくれるフライヤーは、裏までデザインに余念がないということ。情報が分かりやすいのね。多分、それは彼女の特徴なのか、それともロンドンに居たからなのか。私も、裏がごちゃごちゃした日本のフライヤーは、不思議で仕様が無い。細かく書いても、誰が読むのか、日時と場所が分かればそれでいい筈なのに。

それからカナコチャン、落ち着いたデザインのフライヤーが表現豊かな手紙とともに送られてきます。特に、彼女の大学関係のフライヤーが、凄い。彼女の大学の大学案内などは、デザインがとってもいいもの。多分、大学自体がとっても刺激的な環境なのだろうことが伺える。

そこに来ると、私はどうなのだろう、と思います。自分では自分のことは、なかなか掴みきれないね。でも、こう振り返って思ったことは、今まで自分は何てまとまりも無く、フライヤーを送っていたのだろうと。今は、もっと考えて送るように、そう思って集めます。


今回、送ってくれた二人のフライヤーについて気づいたことを、簡単に追記。

  • ひろこちゃん

フリーマガジンを沢山入れてくれていた。結構読みがいがある。ここに、本当に輝いている人と、記事がある。意義を持ってインタビューしているからかな。また、宣伝として不動産屋や、レストランなどが連なったフリーマガジンもあった。みんな試行錯誤しているんだ。
他にも、針灸の治療院や、いけばな教室がデザインのあるフライヤーを作っていたりちょっと年寄りくさいと思われる、そういった大人のエリアまで新しい動きに集まろうとしている姿が関心。古いもの、年寄りも若い人に引き込まれようとしているというか、若い人が引き込もうとしているというか。やっぱり京都ならではかな。
小さなポストカードの1/2サイズのものが、省エネで、リサイクルに興味がある自分には関心。メモを兼ねられるものもあったのは、フライヤーだけの機能に留まらない。こういった、何か「機能」のあるフライヤーが私は好きだ。

  • ちこちゃん

上にも書いたとおり、A4サイズの劇場や映画、美術展のフライヤーが中心だった。彼女の興味と、日常が現れている。デザインがすばらしいものはもちろん、これは一生の保存版だ、というものが沢山あった。デザインだけじゃなくって、フライヤーの素材自体、紙質がすばらいしと思うもの、多分、紙で魅せているとおもうフライヤーは、また一段上にいってる。

本当に皆様、どうもありがとう。次回の、私からのフライヤーも楽しみにしていてね。それから、自分の住んでいるところや旅行先でフライヤーを集めてくれる人を随時募集中。いつでも送ってください。わたしからも送るからね。