生きてます。再度 『無事報告』 いたします。日本で、どのように報道されているかは分かりませんが、市街戦は言い過ぎです。昨日、日本で速報が流れたあと、母が電話してくれたとき、私はハックニーからエンジェルに向かうバス38番の中でした。この二階建てバスは、古いタイプで、車掌さんがいつもバスの中を歩き回りながら、怪しい荷物や人をチェックしてくれているので、気持ち安全かな、と思いながら使ってます。

被害にあったバスは、Waterloo(ウォータールー)駅から Liverpool Street(リバプール・ストリート) 駅を通りすぎ、ハックニー・エリアに入ってから不発したそうです。丁度その日会っていたヒロミチャン家の近くで、びっくりしました。ひろみちゃんにも会えなくって、最初はそのバス使ってたんじゃないかと、心配でしょうがなかったけど、ひろみちゃんは無事でした。ただ、マドリッドであったテロの例から、携帯を使った爆発方法の連発防止策で、警察がコントロールして、しばらく携帯が不通になったり、使い難くなったりするのです。そのときは、わかってはいても、ひろみちゃんと電話がつながらなかったので、本当に心配しました。リバプール・ストリートやバンク・・・。やはり、ビジネスの中心街は狙われている。前回も今回も続けてターゲットになったのは、ここだもの。Brick Lane のときは、リッチも毎日L.St駅使っていたし。説得力皆無ですが、一番危ないところは離れておいて良かった、と今更思うわたしです。

9/11の時もそうだったので、また近いうちに何かがある、とは予期していました。絶望感や恐怖にとどめを差したいんだろうな。だから私自身は大して驚いては居ません。今回は真昼であるにしても、本当に不発でよかった。今回は失敗だったので、あと2回くらいはありそうかな。

ロンドナーは、負けないそうです

負けるというのは、経済活動の停止、またモスリムの人に対する Racism、アメリカのように(報復と言う名のもと)戦争を起こす、などそういうことも含め(本当にあのとき、アメリカにのったイギリスは世紀の大失敗、もう失敗は起こさないようにしないと)。これらは全部、テロ(恐怖)に負けるってことだそうです。みんな『負けないぞ、ばかやろう』と口々に言っています。日本での受け止め方がどうなっているのか、日本に居ない私にはサッパリ分かりません。が、どうやら日本とこちらでは、テロに対する立ち向かい方が大いに違うようで、半分『不謹慎』だと捕らえる方もいらっしゃるかも知れません。でも、それは少し見当違いなのです。この国の人の性格や生き方もあるので、今ここに書いたことは分かってもらえないか、誤解を招くかもしれませんが。なんとも説明のしようがありません。精神論みたいのは、伝わってくるもので、書いたり話すのは違和感があるのでこの辺で止めときます。でもまぁ、恐怖をあおるような報道をした、といって前回 BBC*1 が物凄い批判にあっていました。日本でそんなことあるでしょうか?そんなところが、イギリスらしい、とわたしは思うのですが。うーん、なんとも。とりあえず、取り急ぎの『ピンピンしてます』報告でした。

*1:日本の NHK のようなテレビ局