ロマンチックな女とは

H A P P Y ♥ V A L E N T I N E

ロマンチックなものに、もっぱら疎い。私はなかなかロマンチックなことが出来ない。二月十四日、本日はバレンタイン・デーでございます。皆様、なにかされましたか?我が家はこんな感じでした。

イギリスでのバレンタインは、チョコレートというより花である。それは、どうやら本当らしいです。私も今までの二回とも花を頂きました。「チョコレートを買うもの」っていうのは、『日本のチョコレート業界の策略にまんまとハメラレタ結果』って話は有名ですよね。こっちでもクリスマス、バレンタイン、ことあるごとにTVのCMが凄まじい。何かとかこつけて買わせようとしてるのが、まる見え。でも「バレンタインにチョコレート」はメインじゃないようです。花と、『その女性が好きだから』チョコレートを一緒に、という理由の上で、この組み合わせがあるようです。そういえば男の人に、普段食べないチョコレート。考えてみれば妙な取り合わせじゃないですか。

前おきが長くなったけど。私は大昔、イギリスに来る前に、こちらでは男性も女性もお互いにプレゼントしあうって読んだの。だから花を贈りあうんだと思い、今回は、学校の帰りに花やさんによって、バラの花束買ったんですよ〜〜〜!!!わたしは今までの2回とも、花を上げずに貰うしかしなかったので。リッチに正式に花をあげるのは初めて。

どんな顔するかなぁ、とわくわくしつつ。学校のせいで遅れたけど、やっと家に到着。ドアを開けて入ろうとすると、リッチに再度ドアの外へ押し出される。一瞬「ちょっと(怒)入らせてヨ!」「待って、待って」の押し問答。家の外で目をつぶり、そのまま手を引かれて中に入り、目をひらくと、家中にロウソクが。これがお風呂場まで繋がってて、そこもロウソクと泡風呂の湯気がもくもく。『大学の疲れを癒す風呂』に特別セッティングされてたー!それで、早速お風呂につかって上がると、バレンタイン特別ディナーが待ってたー!!ちゃんとリッチがセインズベリーに買出しに行き、用意してくれたステーキ。美味しかった・・・。



これ、男女逆転してる〜!!!!



また、してやられました。私はいっつもこの人からレシーブしてばかりです。今まで、これと同じ度合いで、私が喜ばせてあげたことってあったかしら。

そう、私には分からないことを、ちょっと聞きたい。

女がロマンチックなときっていつですか?例えば、男が料理するとロマンチックだけど、女が料理するのは当たり前。リッチが花を買ってくるとロマンチックだけど、わたしが花買ってくるのは自分がその花飾りたいからだよー!それはロマンチックじゃないよね。私が愛を語った絵を描いても、それは大学の授業の一環、いわば「家庭科の授業でクッキーを焼いた」程度に取られるしかないんです・・・。こういったことに限らず、普段の仕草にしてもそう。自分では「ぱちぱち」くらいのつもりなんですけどね、気が付くと、ばちばちリッチを叩いてたりするし(これも愛情表現)。男兄弟しか居なかったせいか、何しても強すぎる。ドアを閉めるにしても、ものを置くにしても。鈍いせいか、人に良くぶつかるし。うでとか開くと、ばんって人にあたったりするのは、私あなた叩こうとしたわけじゃないのよー(必死)!何より、声がでかいみたいです。それだけは昔っから直らない・・・。自分でもどれ位大きいのかよく分からないんだもの。

ん?話しがずれたね。とにかく、男の人がロマンチックなときは、私、特大の声で「SMOOOOOOTH!!!(すむーーーーす!!!)」(それはめちゃくちゃキザー!!!)って叫ぶけど。女がスムースなときって、ロマンチックな女って、どんな人ですか?何してますか、彼女たちは?

教えて下さい。このままじゃ、私、飽きられちゃうんじゃないかと心配です。ぜひ、経験談など、良かったら。

そんな反省も残したバレンタインでした。