「座頭一」を、久しぶりにリッチと近くの映画館で見てきました。

 これは、アート・フィルムというジャンル付けをしてもいいと思う。日常の雨の音や、まきを割る音を、あんな風に繊細に聞き取っていること。日本の文化、歴史をあんなに大胆にアレンジしているところは、実験的でとっても新鮮だった。絵の様にはっとするような、面白い撮り方も沢山あった。例えば、居酒屋で後姿で話す人びと。もう一度見たいものだ。